
富山はどこへ行っても山が近くに見えるけれど、こんなに大きく見えるのは感動的。バスを待っているときに、山があんまりきれいで思わずシャッターを切ったのかしら。これはどこの町でしょう。行ってみたい。(室井)
背景に美しい立山連峰、迫力のある剱岳が大きく写っていて、富山市のなにげない日常が映し出されている。そこにバスが入ることで、さらに日常感を際立たせている。富山の日常ってなんて美しいんだ、と気づかせてくれる写真。(イナガキ)
ふたりの子供の背中に「ほらほら電車が来たよ」と、呼びかけながら写真を撮っているのが目に浮かぶ。山は見えないが、雲が山に優るほど立派。ほのぼのとした気持ちになる、夏休みっていいなと思わせる幸せな一枚。(室井)
エモーショナルで素敵な作品。それを感じさせるのは、虫取りの子どもたちの姿もあるが、雲がすばらしい。かぼちゃ電車の色と空の対比もいい。夏の暑さも忘れてしまいそうな清々しい写真。(イナガキ)
とにかく大きなひまわりが目をひく。撮影者にとって大切な場所かもしれない。ひまわりの黄色と葉の緑がきれいで、グレイの電車に花を添えてますね。(室井)
最初からこのように撮りたいと考えて、準備して撮られたのだろう。半分がひまわりで半分が電車、しっかりと構図を決めて撮っている。ピントが電車ではなくひまわりに合っているのもいい。(イナガキ)
小さな電車の顔のところに、みごとに光があたっているのが効いている。まだ海も電車も互いの存在を知らない、そんな電車の童話ができそうな一枚。(室井)
海沿いを走る氷見線のオレンジ色が、海のブルーに映えていい。海を大きく、汽車を小さくしたことで、スケール感のあるすばらしい写真になっている。(イナガキ)
白鳥に衝撃をうけちゃった。富山にこんな場所があるのね。白鳥が電車を怖がってなくて、はしゃいでいるようにさえ見えるのが楽しい。電車に乗って白鳥に会いに行きたいなあ。(室井)
構図もいいが、とにかく白鳥の数に圧倒された。リフレクション(反射)で白鳥の数がさらに強調されているのもおもしろい。背景の木もアクセントになっている。(イナガキ)
黒い電車のボディに映り込むオレンジ色と、窓に映る緑色が不思議な雰囲気をかもし出している。今から乗ろうとしている学生さんのシルエットが、とても楽しそう。(室井)
電車の車体に映り込む様子を、ホームの風景といっしょにうまく表現した一枚。奥に電車を待つ人が座っているのもストーリーを感じさせていい。(イナガキ)